高架下

すずろに書くよ

ゾット帝国あらすじ&感想その3

前回はこちら

第3話「ミサ登場」を読んでいきます。この記事を書く前に俗にクソラノベ、クソ映画と呼ばれる作品たちのレビューを結構な数読んだり視聴したりしてきました。原作を見ていないのではっきりとは言えませんが、ゾット帝国ってそこで紹介されていた作品たちよりはかなり出来がいいのではないでしょうか。まだ序盤ですがそこまでよみにくくもないし、言い回しもおもしろいものがあるのですが.......。もし完結して校正されていたら書籍になっていたのかなあとか思いながら第3話の感想を書いています。

リンク、引用元はこちらhttps://ncode.syosetu.com/n1830fe/4/

「ミサ登場」のあらすじと感想

分かりやすいタイトルですね。これからの出来事をなんとなく想像できる簡潔でいいタイトルだと思います。メカニックな姿に変わった魔物たちに襲われるカイトとネロの頭上から幼馴染の少女ミサの詠唱の声が聞こえます。どうやらミサは魔法が使えるようです。大きなシャボン玉に包まれて無事上空へと避難することができました。このシャボン玉、本編ではジャンボシャボン玉と表現されるのですが、読みにくくないですかね?しかも当然のように代名詞がないので、ジャンボシャボン玉と何回も書かれます。因みに私は3回目までシャボンシャボン玉と呼んでました。このシャボン玉の中でバランスがとれないでいたカイトはバランスが取れてかつ景色を楽しむネロに対抗心を燃やすという11歳らしい姿を見せます。またこの間になぜ一向がこの禁断の森に来たのかが判明します。カイトの祖父が遺した冒険書によると、最期の冒険がこの禁断の森にあるとされるラウル古代遺跡。そこで祖父が見た世界を自ら見ようというものだそうです。カイトの首には彼の祖父がラウル古代遺跡で採取したクリスタルが下がっています。

このくだりが終わり、ミサが登場します。ごっついホバーボートに乗っていました。空中浮遊とかじゃないんですね。ミサの容姿が説明されますが、長いので読み飛ばしました。容姿は有志が描いてくれたものを見たことがあったためです。ミサはネロにぞっこんで、惜しげもなくアピールしまくります。カイト曰く、可愛いんだけど性格が最悪だそうなんですが、そう思われても仕方ないほどカイトには冷たい態度であたっています。

そんなとき地上から彼らを諦めていなかった魔物の攻撃を受けます。攻撃方法はミサイルランチャー。と、ここで3話終了です。ほどほどの長さで事が動きそうなところで終わるので悪くない区切りではあるかな、という感じです。

まとめ

正直はたしてsyamuさんが書いたのか怪しいくらいのレベルの文ですね。主人公が向き合う世界の壮大さを1,2行で表現した部分は称賛できます。それと、なろうとかって一人称視点のみで進むことが相当に多いんですね、知りませんでした。次は第4話「絶体絶命」を読みます。

次回