高架下

すずろに書くよ

スマブラSP  ガノンドロフ使用感 ~もうおじさんとは言わせない~

こんにちは、1のやです。スマブラSPにて若返ったガノンが楽しすぎて使用感を書いていたら長くなったので記事にしました。いやまぁこれが初記事なんですが。

今回紹介しているのはver1.20時点です。

(追記:ver7.0.0での評価はこちら)

早速各技の評価からしていきましょう。(個人の感想なので一考程度に)

 

技評価 

  • S 空N、空前
  • A 空上、空後、下強、下投げ、DA
  • B 空下、弱、横強、横スマ、上B、横B、下B
  • C 上スマ、前後投げ、下スマ
  • D 上強、NB

空Nは今作の立ち回りの基本となる技で、持続、判定、範囲、火力、着地隙が非常に優秀で着地隙も殆どありません。低パーのときにはコンボパーツ、高パーなら撃墜択の1つです。持続と判定、範囲が優秀なので復帰阻止としても重宝します。「下投げ→空N」「空N1段→弱」「空N1段→掴み」「空N→DA」など空N絡みのコンボはたくさんあります(コンボルートはキャラ毎に異なります)。さらにはガード削り値も優秀ときています。

空前は発生こそ遅いですが、ガノンの頭上から半弧を描いて殴るのでかなりの範囲をカバーしてくれます。これも着地隙が激減したことにより、空Nと同じくジャンプけん制、対空に使用できます。バースト択としてはジャンプ読みであてるか、復帰阻止であてるかでしょうか。どちらもかなり当てやすいうえ、ヒットした場合は尋常じゃなく吹っ飛び、ベクトルもほぼ真横で凶悪です。空中で後隙のないスマッシュ振ってるって感じですね。

 

空上は前作からのメインウェポン...なんですが個人的にはちょっと性能が丸くなった気がします。それでも相変わらずの範囲と判定を誇り、さらにガノンの技の中では相当発生が早いのでそれを利用した運用をしていきます。例えば相手がジャンプで様子見しているときはジャンプ空上が結構刺さりますし、また、その性能の高さからコンボパーツから撃墜までなんでもこなします。「下投げ→空上」はおなじみのコンボですね。頭上の相手にあてるのが基本なんですが、もちろん復帰阻止にも使えます。forで最強の復帰阻止方法だった空上裏当て、今作も健在です。ただ範囲がけっこうシビアになっているので前作の感覚で振っても裏当てになりません。

空後は相変わらずめちゃくちゃ飛びます。着地隙が減ったおかげで使い勝手がさらに上がりました!変更点はそれくらいで前作の感覚で振っていけます。崖奪い空後、空後上がり、共にありますが、崖奪いの使用上、空後があたらないことも多々あります。

下強の一番の利点はなんといってもそのリーチです。ぶっちゃけ見た目よりかなり長いので地上ではバンバン振っていけます。崖に置くこともできたり、横B受け身失敗から確定したりと用途は有り余るんですが、前作と違い、0%であてても吹っ飛びが大きく、前作のように下強からの派生がありません。とはいえ十分なバースト力があり、先端をガードさせてからの反確が難しい、背の低いキャラにもあたるなど地上での立ち回りを支える技です。

下投げ、DAはともにコンボ始動技です。ガノンの掴みが強化されたことも下投げをランクA技にした要因です。またDAはバースト技でもある地上のガノンの重要な択です。

 

空下は貫禄の極悪メテオですが、強いメテオは受け身が取れないという仕様が追い風になり、浮かされたときの暴れとしての運用も可能になりました。そのオーバーキル気味な威力のおかげで高パーの相手に当てれば相手は上に落ちる、なんて使い方ができるのでさらに対戦相手にプレッシャーをかけれます。

弱は地上の立ち回りのメインウェポンかなと思うんですが、この技打点が高すぎて小さいキャラには全く機能しないんですよね。ただ単発の火力は十分で、終盤ならバースト技にもなりえます。相手によっては着地姿勢で避けられることもあるので、打点の高さには注意を払いながら振っていきましょう。

横強は言わずと知れた凶悪なベクトルと威力のバースト技です。崖端での運用や横B受け身失敗から確定するなど使用頻度も高めです。(1部のキャラには横Bから横強が入りません。)えげつない威力で真横に吹っ飛ばすので復帰阻止展開に持ち込みやすいことから、相手のパーセントが低くても振ることができます。

雄たけびをあげながら大剣を前方に振り下ろすのが横スマ。モーションが一新され、武器判定でガノンの頭のやや後方から足元にかけて広範囲な攻撃を繰り出します。隙が多い分その破壊力は絶大で、個人的に強いと感じているのは「30%くらいの相手を崖に追い詰めたとき、相手がラインを回復するために頭上をジャンプで越えようとするのを読んで横スマ」という振り方です。この横スマ、ジャンプにささるだけでなく、30%くらいの敵を撃墜できちゃうんです。これでストックを失った相手は軽々にジャンプで位置を逆転できなくなります。言うならガノンプレッシャーですが、「オリィイあぁアああぁ!!!」というガノンの雄たけびも相まってショックとともに笑いがこみあげてきます。この印象は強烈で、後の読み合いに効いてきます。

上Bの評価が高いのは復帰面ではなく撃墜面です。出だしの掴み判定が広く、地上と復帰阻止、ともにバースト択として機能します。吹っ飛ばしが強くなったこともあり、復帰阻止であてることができればかなりの割合で撃墜できます。

横Bはガード不能の突進技でヒットさせた後は有利な読み合いに持ち込めます。空中でだしたときは前作より掴みやすい気がします。ただこの技大幅に弱体化されていて、ガノンの代名詞「道連れおじさん」ができなくなってしまいました。道連れしたときこちらが先に落ちる仕様になってしまったせいで、これまでできていた崖待ちからの道連れというインチキムーヴは没収です。ゲームの展開を考慮しての調整でしょう。

下Bは速度が上がり、火力、バースト力ともに上方修正されました。純粋な強化なのでしばらくは対応されにくいと思います。速度が速くなったことで反応するのが難しくなり、パナしたくなりますが、パナすと痛い反撃は免れません。

 

上スマ、下スマも一新されて大剣を振ります。上スマは対空に使えるだけでなく、前後の足元にまで判定があるので回り込みにも対応出来ますが、見た目通りの隙です。下スマは剣を持ったにも関わらず前作よりリーチが短いんです。ただ一段目で抜けることが滅多になくなったことと、武器判定になったことは強化点と言えます。下スマの使いどころは前作同様に、崖に追い詰められてからの大リターン択か、空中炎獄握からの読み合いといったところでしょうか。

前後投げには特にコンボはなく、相手を崖へ投げるだけですが、火力が高めです。

 

上強。発生が20Fも減って吸い寄せも強くなったぞ!!.........だからなに?みたいな技。ただ不意にやられると対処を間違えることがある際どい発生になったため、相手が焦ってガードすれば確定でガークラ、あたってくれればとてつもなく吹っ飛ぶ。そのためガノンプレッシャーで相手が委縮しているときには使えなくもないといった技です。

NBは声にエコーがかかってかっこよくなっただけでなく、後隙が大幅に減少しました。そのためガークラした敵への撃墜択のほかに、魔人拳の後隙を狩りに来た敵を返り討ちにすることもあります。ガードの削りが優秀な技を多く持つガノンにとって、NBの出番は決して少なくありません。

 

小テクニック

  • 烈鬼キャン・・・烈鬼脚の後隙を崖でキャンセルする小技で、今作も健在です。重要なテクニックで今作でも重宝しそうです。
  • ジャスガノン・・・ステップ強化に伴って不要になるかな?とも思っていたんですが、ガノンドロフはやはりガノンドロフ。飛び道具が強い今作、やはり必要に思えてなりません。
  • ダウン連・・・前作程狙う必要はない気がします。

総評

大幅に強化されたガノンですが、復帰は相変わらずの弱さ、飛び道具にめっぽう弱く、ピカチュウのように小さくて素早いキャラはかなり苦手で、そこはやっぱりガノンドロフという感じです。時間が経って分かられると厳しくなるのは重量級の運命、1年後どうやって勝つかを考える必要がありそうですね。

 

 

 対空性能は申し分ないので、地上での立ち回りやどう闘うかの研究が当座の課題のようです。そうは言っても、使っていてとても楽しく、タイマンでも十分に勝てるポテンシャルを秘めている良キャラに仕上がっています。ぜひ一度触ってみることをおすすめします。

 

かなり長くなりましたがガノンドロフの雑な使用感でした。自分へのメモも兼ねてますが、ここまで読んで下さってありがとうございました。それではまた別の記事で。

 

 DLCでいいからカラーバリエーションにトワプリガノンこないかなぁ...